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02奈良県景観資産古来春日大社の神山として、原始性を保ってきた春日山原始林。800余種からなる多様な植物、巨木、そして、昆虫、鳥類なども数多く生息するこの林を体感できるのが春日山遊歩道です。太古の森が色づく秋の美しさと静けさを満喫しながら、森林浴、巨木の探索など、様々に楽しむことができます。行きつく先は野生の鹿たちがのんびり草をはむ若草山山頂。秋にはススキが風にそよぎ、紅く染まった奈良市街一望のパノラマが待っています。春日山原始林に生息する生物手つかずの森は巨樹、巨木が多く、リスやウサギをはじめ、モリアオガエル、カスミサンショウウオといった希少な生物も生息しています。赤と黄色が、緑に映えて鮮やかに色づく様は格別の美しさ。少し幅のある道に散り敷いた落ち葉も美しく、絶好の撮影ポイント。周遊コース約13q、所要時間約4時間水谷神社から若草山登頂コース約6q、所要時間約2時間剣豪、柳生十兵衛の弟子、荒木又右衛門が試し斬りをしたという伝説があり、首に傷があるお地蔵さま。749年に、東大寺を守譲する目的で建立。古くから紅葉の名所として知られる手向山の山麓にあります。静かな森の中で、水の落ちる音が鶯の声に似ていることから、この名が付いた、高さ8mほどの小さな滝。春日大社の摂社、水谷神社のすぐ近くに茅葺屋根の休憩どころ、水谷茶屋があります。朝日に映える朝日観音は、文永2年(1265)の銘がある三尊仏の磨崖仏。夕日に染まると美しく浮かぶ夕日観音とともに滝坂の道沿いにあります。鹿のしおり(奈良市)奈良漬(奈良市)220円(税別)□問0742-27-1010(幡・INOUE)おみやげ手織り麻を使った振り向いた鹿のデザイン。表裏は色違い。奈良市内には、風味豊かな、うり、きゅうり、すいかなどの奈良漬のお店がいっぱい。写真は、山ア屋本店の「奈良漬」各種。※この商品については0742-22-8039まで。大原橋奈良奥山ドライブウェイ近鉄奈良線滝坂妙見宮五色の紅葉御蓋山春日大社花山イヌザクラツクバネガシイヌシデゲート水谷神社水谷茶屋東大寺手向山八幡宮イロハモミジカゴノキ若草山山頂鶯の滝STARTSTARTGOAL現地へは、JR・近鉄奈良駅から徒歩またはバスで山頂からの眺望は抜群。東大寺の屋根、奈良市街、遠くに金剛山系など雄大な景色が望めます。168遊歩道入り口23345春日山原始林破石町滝坂の道春日大社本殿幡・INOUE夢風ひろば東大寺店□問0742-22-0627□所奈良市春日野町30□時10:00〜16:00□休水曜□Pなし□交JR・近鉄奈良駅からバス春日大社本殿□問0742-23-4404□所奈良市雑司下車、徒歩約3分町434□時8:00〜16:30□\境内自由□Pなし□交JR・近鉄奈良駅からバス東大寺大仏殿・春日大社前下車徒歩約15分奈良時代、国の繁栄と国民の幸せを願って造営された壮麗なお社。今年から来年にかけては、20年に一度、社殿を造り替え、修繕する式年造替のクライマックスの年。□問0742-22-7788□所奈良市春日野町160□時6:30〜17:00(10月〜3月)□¥境内自由□Pあり(有料)□交JR・近鉄奈良駅からバス春日大社本殿下車、徒歩すぐ□問0742-22-0375(奈良県奈良公園事務所)P22MAPC-1D-1山ア屋本店近鉄奈良369至大阪難波春日山原始林の息吹を感じながら歩く春日山遊歩道と若草山登頂(奈良市)若草山有料区域大人150円小人80円(税込)たむけやまはちまんぐう75若草山山頂4鶯の滝6春日大社7春日野もみじの里水谷茶屋8手向山八幡宮2首切り地蔵3夕日観音・朝日観音1五色の紅葉寄ってみたい首切り地蔵朝日観音夕日観音東大寺大仏殿・春日大社前車に注意!*コースの所要時間は目安です。また見学時間は含まれません。ウォーキングマナーを守って快適に。ごみは各自持ち帰りましょう。山火事防止のためにタバコに注意。植物の採取は慎みましょう。山登りは、適した服装・靴と無理のない計画でお願いします。マムシ・スズメバチ・イノシシなど、危険な生物への対処法をあらかじめ検討しておきましょう。雨や台風後は地盤が緩くなりますのでご注意ください。特に、山岳地のコースなどでは、台風・大雨の後は、落石・倒木・土砂崩れなどの恐れがあるため十分注意してください。ウォーク中のけがや病気、事故について発行者は一切責任を負いかねます。