古代信仰が息づく三輪の地へ。
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古代信仰が息づく三輪の地へ。

聖なる山を拝し、原初の神祀りを伝える古社。

古代より日本人はあらゆる自然現象の中に人知を超えた偉大な力を感じ、自然物に神が宿るとして、畏怖、崇拝してきました。この古代信仰がそのまま息づいているのが、三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)です。この神社には、本殿はなく、拝殿の奥に明神型の鳥居を横一列に三つ組み合わせた独特の形式を持つ三ツ鳥居が設けられ、直接、三輪山に祈りをささげるという原初の神祀りの様を伝えています。ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。神語りとして活玉依姫(いくたまよりひめ)との恋物語が伝わります。活玉依姫のもとに、とても麗しい若者が夜毎訪れます。二人は恋に落ち、ほどなく姫は身ごもります。姫の両親は若者の素性を探ろうと、若者の衣の裾に糸巻の糸を刺すよう姫に教えます。翌朝、その糸を辿ると、そこは三輪山。若者は大物主大神だったのです。三輪の大神の子孫が祀られる大直禰子(おおたたねこ)神社の入口の脇におだまき杉という杉の切株があり、物語の糸がこの杉の下まで続いていたという伝説が残っています。大神神社から日本最古の道、山の辺の道を30分ほど歩くと檜原神社(ひばらじんじゃ)に着きます。この地は天照大御神を豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託し、はじめて祀った元伊勢と伝わります。鳥居から望む二上山の夕日の美しさは格別です。

大神神社

大神神社

(問) 0744-42-6633 (所)桜井市三輪1422(時) 9:00~17:00 (¥) 境内自由 (P) あり(無料)(交) JR三輪駅から徒歩約5分

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桧原神社

桧原神社

(問) 0744-42-6633(大神神社) (所)桜井市三輪字桧原 (時) 9:00~16:30(変更の場合あり) (¥) 境内自由(P) あり(無料) (交) JR三輪駅から徒歩約30分

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今西酒造

お酒の神様のお膝元で味わう〝うま酒〞。

大神神社のご祭神は、崇神天皇の御代に大流行した疫病を鎮めたこと、杜氏の高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)がご祭神の助けで美酒を醸したことなどが伝わることから、医薬の神様や酒造りの神様としても広く信仰をあつめています。また摂社、活日(いくひ)神社には杜氏の神様として高橋活日命が祀られています。古くからの信仰を裏付けるように万葉集では三輪にかかる枕詞に「うま酒」が多くみられ、酒蔵の軒先に吊されている「杉玉」は、大物主大神の神威が籠ったお守りとして大神神社から全国の酒造関係者へ配られます。青々とした杉玉は新酒ができた印とか。酒の神様のお膝元、ここ三輪で350有余年、酒を醸してきた老舗、今西酒造があります。この酒蔵で醸される「三諸杉(みむろすぎ)」の三諸は神の降臨する場所、三輪山を表し、また、三輪山では杉に神が宿るとされていることからこの名に。水は三輪山の伏流水、米は三輪産にこだわり、昔ながらの製法で酒造りを行っています。特に米は、契約農家と共に作り、料理と相性の良い酒づくりをめざしているとのこと。しぼりたての原酒が楽しみな冬、お酒の神様のお膝元でふらりと酒蔵を覗いてみてはいかがでしょうか。

今西酒造

今西酒造

(問) 0744-42-6022(所)桜井市三輪510(時) 9:00~18:00(利き酒体験13:00~17:00)(休)無休 (¥) 500円(利き酒体験)(P) あり (交) JR三輪駅から徒歩約4分
※利き酒体験は要予約。

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おみやげ

  • 恋そうめん

    恋そうめん

    ハート型に結んだ紅白のそうめんと、めんつゆのセット。運命の糸を思わせる赤い麺が入っていて女心をくすぐられそう。

    赤白ペア 756 円(税込)

    (問) 0744-43-6661
    三輪そうめん山本

  • 女夫饅頭

    女夫饅頭

    江戸時代、伊勢参りの人々が往来して賑わった桜井市黒崎付近で親しまれた「女夫饅頭」を復元。上から上用饅頭、粒あん、酒饅頭の三層だて。

    3個入 1,231円(税込)

    (問) 0744-55-2221
    (やまとびとのこころ店)

  • 山菜菓子

    山菜菓子

    地元の山菜を砂糖でくるんだ風味豊かなお菓子。柚子、ふきのとう、やまぶき、みょうが、など、様々な種類の味が楽しめる。

    540円(税込)

    (問) 0745-93-2426
    (粉川家)

知れ知Roots

いにしえの繁栄を偲ぶ海柘榴市観音堂(つばいちかんのんどう)

万葉集にも詠まれた海柘榴市は、古代に市場が開かれ、当時の幹線道路である山の辺の道・初瀬街道・磐余の道・竹内街道が集まる物流の中心地でした。長谷寺の観音信仰が盛んになった平安時代以降は、長谷寺詣での宿場として栄え、「源氏物語」「枕草子」にも登場。今は、市はありませんが、この観音堂に、その名を留めています。

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